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メーター交換

 

2004年2月29日 / DIY

走行距離 92,708(76,408 + 16,300)km

 昨日(2004年2月28日)、ガソリン残量メーターが1/2近くに減っているのに、給油したときにリセットしたトリップメーターが50kmになっていることに気が付きました。いくら何でもおかしい。よくよく見てみると…オドメーターもトリップメーターも動いていない(T_T)

 というわけで、昨年購入した部品取り車からメーターを移植することにしました。

オドメーターもトリップメーターも動かなくなってしまいました。

 

 どちらも同じ951(944Turbo)なので気軽に考えて作業を始め、まず、部品取り車の作業。ステアリングをはずし、カバーをはずし、メーターをはずし、う〜ん、思った以上に簡単。15分ぐらいではずせました。つぎは愛車の方……と思ったら、ステアリングをはずせない。部品取り車(89年式、日本仕様車)はエアバッグなし、愛車の方はエアバッグ付き(87年式、 並行輸入車)。ステアリングの形状が違うのです。ステアリングの裏側を見てみると…トルクビスで留めてあります。サイズの合うトルクビス用ドライバががなかったので、ホームセンターで買ってきました。これで、無事ステアリングをはずしました。あとは部品取り車と同じ…と思ったら、またまた問題。 ボスのまわりの形状が違っていて、もう一つはずさないとメーターを抜けない。

 

ステアリングをはずしたけど、角丸の逆台形のようなパーツのおかげでメーターを抜けない。

ちなみに、ワイパーレバーの下にあるレバーは、944Turboにはめずらしいオートクルーズのスイッチです。

 というわけで、これもはずしました。で、以下のようになりました。

これでメーターをはずせた。エアバッグとクラクションの配線があります。これもエアバッグなしの部品取り車とは全然違うものでした。

 で、よくよく見てみたら…部品取り車と愛車…メーターが違う。配線も若干違う。これには焦りました。違いは以下の通りです。

愛車(87年型並行輸入車) 部品取り車(89年型日本仕様車)
パーツ番号 951.641.311.19 パーツ番号 951.641.311.16
EX(排気温警告)ランプなし
EXランプはコンビネーションメーターとは別に後付けしてあります。日本での保安基準に適合させるため、輸入後に後付けしたらしい。上写真で、フォグランプスイッチの左側の赤いランプがEXランプ。
EXランプ付き

スピードメーターと燃料系の間にEXランプがある。

エアバッグの配線あり。黄色のタグで日本語で「この線は切らないでください」とありました。日本に持ち込まれてから、なんらかのメーターがらみの整備をされたらしい。 エアバッグの配線なし。(ただし、メーター自体には「AIR BAG」というランプがついている。

 

部品番号

951.641.311.19

もともとついていた、今回壊れたメーター。

部品番号

951.641.311.16

部品取り車についていたメーター。車の年式は新しいけど、部品番号は古い?

ちょっと見た目はほとんど違いがありません。

写真中央の黄色いタグが、「絶対切断しないでください」と日本語で書かれたタグ。センサーと書いてあるので、十中八九エアバッグの配線と思われ ます。部品取り車にはこの配線はありません。

 

 メーター移植を断念しかけたのですが、メーターに接続するコネクタの形状は同じなので、ダメもとで試してみることにしました。

 それから試行錯誤1時間。結果は…いわゆる結果オーライ。なんとかうまくいきました。ただし、センサーか配線の不良なのか、メーター中央の[!]マークと「AIR BAG」、「シートベルト」の警告ランプが点灯したまま消えなくなりました。それ以外はすべて正常。 ただ、この警告灯の現象は944系ではよく聞く話ですし、私の愛車でも以前はよくあった現象なので、気にしないことにします。(単に前のメーターの球切れで点灯しなくなっただけかも。

 ただし、今までのメーターは 92,557km で止まっていますが、今度のメーターは 76,408km。走行距離が若返ってしまいました。ガソリン残量からすると、メーターが止まってから100〜150kmぐらい走行していると思われるので、今後は、オドメーターの走行距離に 16,300km を加えて記録簿を付けることにします。

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