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レベライズモーター交換

2010年6月3日入庫/6月4日出庫 ベルズオートモーティブ

141,096km


  以前からヘッドライトのレベライズモーターが片方壊れていました。後部座席の乗員によってかわる前後の傾きの変化によるヘッドライト光軸を調節するモーターです。一方、車検を通すべく左右のヘッドライト光軸を調整すると、微妙に左右のヘッドライトのレンズ位置(高さ)が違うのです。もしかしたら片側のモーターが壊れて固着しているせいかと思って気になっていました。

 パーツ持ち込みで整備をお願いすることが多いのですが、ちょうど円高ユーロ安で、個人輸入してもメリットがなさそうだったので、今回はパーツ手配もベルズオートモーティブにお願いしました。


商品 数量 単価 部品代 技術料
左ヘッドライト&ベースフレーム脱着
左ヘッドライトレベライザーモーター交換
左ヘッドライト光軸調節
      4,000
レベライザーモーター 1 21,800  
消費税 1,290
合計 27,090

これがレベライザーモター。左右のヘッドライトにそれぞれあって、運転席からダイヤルを操作して、ヘッドライトの光軸を上下に調整できます。(ヘッドライトをポップアップするモーターとは別で、これはあくまで車両の前後の傾きに対応する光軸調整)


箱をみるとポルシェのパーツ番号がありますが…


ボッシュ製品で、パーツ自体には別の番号が…。おそらく、他のメーカーの車両などにも使われている汎用品じゃないでしょうか。


モーターを好感した結果はばっちり。左右のヘッドライトのレンズの高さが会いました。まぁ、「走り」に関係する部分ではないので、実はそれほど重要度は高くない…というか気にしなければどうということはない整備だったのですが、気分的に、落ち着きました(^^;)
写真はモーター交換後のもの。(比較のために交換前の状態を撮影しておくのを忘れました)



今までは左のレベライザーモーターが故障してアームが伸びた状態(ヘッドライト光軸を上に調整した状態)で固着していたので、ヘッドライト光軸を合わせると左ヘッドライトがへこんで見え、左ヘッドライトの角度を右ヘッドライトと同じに調節すると左ヘッドライトの光軸がずれるという困った状態でした。

ところで、オルタネーターベルト、この2年間で2回交換しています。また切れそうになっていることが判明しました。いくらなんでも異常です。プーリーとの相性が悪くてベルトのゴムが激しく摩耗している感じです。今回、ベルズオートモーティブのご厚意で、ベルトを「無料で」交換していただきました。ただ、これまでポルシェの純正品で交換していたのですが、今回は国産車用の汎用品ベルトにしてみました。ポルシェ純正の専用品に比べて5mm短いのですが、ベルトのテンショナーで調節できる範囲です。これでしばらく様子を見てみることにしました。

968用のオルタネーターベルト。2008年の秋に切れ、2009年の12月にも切れました。これは2009年12月に購入した新しいベルト。半年使った状態で…すでに溝が摩耗して、ベルトの芯が露出し始めています。


この純正指定品の使用をやめて、国産車用にふつうに販売されている汎用品に交換しました。はたしてどうなることやら。

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