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オルタネータベルト等交換

2009年12月28日出庫 ベルズオートモーティブ

134,229km


 10月28日にヘッドライト修理から出庫したばかりだというのに、12月4日、会社からの帰宅中に福島市内でいきなりパラパラパラという爆竹のような音がしました。そしてメーターコンソールには電気関係の警告灯が点灯!

 あせって次の交差点で大通りから路地に入り、路側帯に停車。JAFのロードサービスを呼び、いつもお世話になっているベルズオートモーティブに運んでいただきました。JAFの到着まで30分…寒かった。でも、ベルズオートモーティブから6kmほどの場所であり、また、夜であるにもかかわらず、まだベルズオートモーティブが開いていたのは不幸中の幸いでした。(JAFに電話する前にベルズオートモーティブに電話したのですが、ちょうど整備工場を閉めるところでした。…が事情を話すと、閉めるのを待っていてくださいました。結局1時間以上お待たせしたのですが…)

 さて…直接の原因は…オルタネータベルト切れでした。致命的なトラブルでなくてよかった。しかし…オルタネータベルトって…昨年の9月にも切れて交換したばかりです。たった1年、16,000km程度で切れるなんて非常識。しかも、昨年同様、縦に裂けるような珍しい切れ方。もちろん、ベルトのゴムもまだひび割れも硬化もなくいい状態です。

 とりあえずは替えのベルトを注文し、併せて…何かベルトが切れる他の原因があるかも…と調べてもらうことにしました。その結果、A/Cコンプレッサーを固定しているボルトが破断していることが判明。これによってコンプレッサーのプーリーが微妙に曲がって、ベルトのテンションがかかったときに無理な力がかかっていたのかも知れません。さらに調査すると、プーリーのベアリングも摩耗して少し異音が出ていることがわかりました。というわけで、プーリーのベアリングも交換。

 ただ…ベアリングは国内在庫があったのですが、コンプレッサーを固定するボルトの国内在庫がなく、本国オーダーに…。ボルト業者に問い合わせてもらったところ、通常使われるボルトよりも硬度が高い、めずらしいボルトだったそうです。すぐには届きそうにないので、まずは解体車から同じ計のエンジンマウントのボルトを流用してもらってコンプレッサーを仮止め。いったん出庫となりました。そして、ボルトが届いてから、12月26日に改めて入庫、28日出庫となりました。

 

 ボルトが破断していたコンプレッサー取り付け部。

 

破断していたボルト。断面がすでに汚れているので、だいぶ以前…おそらく昨年9月にベルトが切れる以前から…破断していたようです。1本320円のボルト。これのために、1ヶ月近く待たされました(T_T)

 ただ、このボルト断裂とプーリーのベアリング摩耗が、ベルト切れの確実な原因とは限りませんので、またベルト切れが再発しないとは限りません。ベルトチェックは、これまで以上に日常点検の最重要点検項目となりました。


整備 ベルズオートモーティブ

商品 数量 単価 部品代 技術料
各部補機ベルトプーリー点検        
A/Cコンプレッサー取り付けボルト破損。断片抜き取り       9,000
10x50x1.25ボルト交換 1 320 320  
P/Sベルト脱着 オルタネーターベルト交換 1 2,700 2,700  
タイミングカバー脱着        
バランサーベルト テンショナーベアリング交換 1 9,400 9,400 5,000
バランサーベルト アイドルベアリング交換 1 10,600 10,600  
         
         
小計     23,020 14,000
消費税       1,851
合計       38,871


(整備中の写真提供はベルズオートモーティブ)

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