2007年4月9日 DIY
86,890km
インターネット通販で純正互換のエアコンフィルターを購入し、DIYで交換しました。
品名 | 数量 | 単価 | 金額 |
BMW E36用エアコンフィルター高機能タイプ パシフィック工業 PC-BM01B |
1 | 2,079 | 2,079 |
送料 | 1 | 630 | 630 |
計 | 2,709 |
1.右ハンドル車ですので、ステアリング(ハンドル)下のカバーをはずします。ステアリングの左右に1カ所、左下に1カ所、ビス留めされています。ステアリング左側のビスにはカバーがついていますので、マイナスドライバーか何かでこじってカバーをはずします。また、右側のウェザーストリップ(防水ゴム)も、写真右端の赤丸の部分は手前に引っ張って浮かせなければなりません。この車の場合、ETCのカードリーダーをカバーに取り付けていますので、ETCもはずさなければなりません。
2.カバーは基本的にひっこぬくだけなのですが、右側に2カ所つめがありますので、ここを浮かせるとより簡単です。また、カバーにも配線があるので、いきなり思いっきり引っこ抜くのは危険です。慎重にハズしました。カバーについている機器(たぶんセンサー)への配線は3つのカプラをはずします。
3.カバーをハズしたところ。エアコンフィルターの位置がわからずに、しばらく探しました。赤い矢印の位置にエアコンの送風ダクトがあります。その奥にフィルターケースのふたがありました。
4.上の写真の矢印の部分を真下から見上げた写真。(実際にこの位置に頭をつっこむことは困難なので、写真で撮影するか、鏡などで見ることになるでしょう) 赤丸のつまみを90度ぐらい回すと、エアコンフィルターケースのふたが外れます。
5.上の写真のふたをはずしましたが、結局、その手前にあるエアコンダクト(赤丸部分)がじゃまでフィルターを引き抜けません。このエアコンダクトも外すことになりました。上に1カ所、下に1カ所、プラスチック製のタップで固定してありました。
6.エアコンダクトを外すと、ようやくフィルターが見えました。フィルターには上の方に引っ張るつまみがついているので、そこをつまんで少しずつ引っ張り出します。ステアリングシャフトがじゃまになってまっすぐ引っ張り出すことはできないので、ひねりながら引っ張り出しました。
7.取り出したフィルター。ひねりながら引っ張り出して、フレームは3つに折れてしまいました。無理矢理引っ張ると、フレームが折れた位置でフィルターが破れ、奥の方が残ってしまうかもしれません(そうなったら取り出し不可能)。この作業には慎重さが必要と思われます。
8.新品のフィルター(左)と今まで使ったフィルター(右)。やっぱりかなり汚れていました。よく見ると、タンポポの種がかなり付着していました。
9.あとは、新しいフィルターフィルターケースに装着し、逆の手順で元に戻します。新しいフィルターを挿入する際、どうしてもステアリングシャフトがじゃまになってうまく挿入できません。もしかして、フレームを折らなければならないのか…とインターネットで検索してみたら…やっぱり、フレームを3つ折りにして、(取り出したときのように)慎重にひねりながら挿入するしかないようです。フレームには3つ折りにできるように折り目がついていました。そこを折って…ただし、取り出した古いフィルターのようにフレームがちぎれないように注意しながら、新しいフィルターを装着しました。
この車、ドイツ製ですから、オリジナルの設計は左ハンドルでしょう。もし、左ハンドル車であれば、この位置はグローブボックスの奥ですので、おそらく、これほどアクロバティックな作業にならずにフィルターを脱着できる者と思います。ところが、日本仕様の右ハンドル車なので、本来のグローブボックスの位置にステアリングやペダルなど、さまざまな操作系の設備が詰め込まれ、ここまでややこしい構造になっているのでしょう。推測ですが…